山歩きとは |
山歩きとは、里山とか比較的に傾斜の少ない安全な山を歩くことです。 |
登山とは |
登山とは、山に登ることです。 |
登山形式 |
登山形式には、大きく分けると短期(日帰り)と長期のものがあり、以下のような種類があります。
(チェックすると、それぞれの登山方法を図解で確認できます)
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高度と気温 |
山は100m登るごとに、気温が0.6℃ずつ下がる。 |
風速1mの風が吹く毎に、体感温度が1℃下がる。 |
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標高1,200mのえびの高原と標高1,700mの韓国岳頂上とでは、3℃気温差があることになります。
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天気の変化 |
風向きが東のときは悪化。 |
風向きが西のときは回復。 |
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気温が高くなると悪化。 |
気温が低くなると回復。 |
雲の変化は天候変化の兆し。 |
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用意すべき物 |
ザック |
背中に吸い付くようなサイズの体系に合ったもの。(18〜30リットルの大きさ) |
靴 |
機能的で軽快なゴアテックスの軽登山靴。(足首を覆って固定するハイカットタイプ) |
雨具 |
山の天気は変わりやすいので、どんな低い山でも雨具を携行する。 |
手袋 |
岩場や急斜面を歩いたりすることもあるので、滑り止めのついた軍手などを携行する。 |
帽子 |
直射日光を避けるのに必要です。 |
杖 |
足場の悪い場所や下りには重宝します。 |
水筒 |
山で水を確保するのは重要なことです。 飲み水の他に昼食用、怪我用多目的に使用のため準備。
(ペットボトルを利用すると便利で、2ルットルは確保しておきたい) |
昼食 |
握り飯や弁当。(当クラブのツアーでも必須です) |
軽食 |
飴玉やチョコレートなど。 |
その他 |
ビニール袋や健康保険証や携帯電話など。 |
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ルール及び
マナー |
登りが優先 |
他のハイカー、登山者のすれ違い時は「登り優先」が原則。(下りは視界が利くが、登りは視界が狭いため) |
落石 |
万が一落石が起きた(起こした)場合は「ラクー」と叫び、周りに危険を知らせる。 |
ゴミ |
とって良いのは写真だけ、残してよいのは思い出だけ。 落ちているゴミは持ち帰り、来たときよりもきれいにしましょう。
タバコのポイ捨ては山火事の元です。 絶対にやめましょう。 |
植物 |
植物・鉱石などを採取したり、持ち帰ったりしない。 (写真に撮りましょう) |
その他 |
他人を頼ってはいけません。 自分が疲れている時は他人も疲れています。 |
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歩き方 |
基本 |
・ 片足でしっかり立ち、ひざをやわらかく曲げて踏み出す。 常に体重をかけた足に重心を置く。
・ 歩幅は小さく、常に一定のペースで歩き適切な休息をとる。(歩いた時間の1割は休息)
・ 着地は滑らないように、靴底全体をフラットに着くようにする。
・ 水分・栄養の補給を適切に行う。 水分の補給は、のどが渇く前に少しずつ行う。 |
岩場 |
・ あわてず足を逆八の字に開いて親指の内側に力を入れて安定させる。
・ 下る際は横向きになり、足元をしっかりと見る。 |
ガレ・ザレ場
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大小の小石が堆積している場所では、つま先に体重をかけるようにする。 (かかとは滑りやすい) |
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怪我・病気 |
一般的に何が起きるか分かりません。 通常起こりうる怪我の応急処置くらはできるように日頃から準備しておきましょう。
(靴擦れ・マメ・捻挫・骨折・切り傷・擦り傷・高山病・急性心不全・急性心筋梗塞・脳梗塞・ぎっくり腰など) |
危険回避 |
登山は複数行動が大原則です。 また親子で登山する場合は、決して子供から目を離してはいけません。
登山は格別危険なスポーツではありませんが、ここ数年事故が増えており、その事故の殆どが下りで起こっています。
十分な装備をすることは勿論のこと、不安と思われる場所はより注意して、常に危険を回避することに心がけましょう。 |